テープ起こしのソフト
通信講座のひとつに「テープ起こし」がありますが、かつて、この仕事をした経験のある人は、現在、仕事に使われるツールに驚くかもしれませんね。
テープ起こしは、録音したデータを文章にまとめる仕事で、そのための録音手段としてカセットテープが使われていました。
実際、聞き取れない部分については、何度も巻き戻しを繰り返す必要があるため、ラジカセを壊してしまったという体験談を聞くこともあります。
また、巻き戻しをするためには、パソコンのキーボードから手を離す必要があるため、ロスタイムが大きいことが問題にもなっていました。
カセットテープ時代にもテープ起こしの専用器機もあり、足で操作ができるなどの便利さが注目されていましたが、現在は、さらに便利なテープ起こしのソフトがあります。
テープ起こしのソフトは、パソコンにインストールするだけで簡単に使えるため、大変便利です。
テープ起こしのソフトには、再生速度の変更、CDから音声を直接読み込みながらできる、フットペダルを追加することで再生が楽にできるなど、いろいろと便利なものもあります。
また、現在は、録音にICレコーダーを使うことや、データのやり取りもインターネットで行うことが主流になっており、それに適した便利グッズなども注目されています。